D・OIL

バイオディーゼル燃料(D・OIL)

「D・OiL」は、使用済み天ぷら油などの植物系廃食油を原料に最新の技術を駆使して生み出されるリサイクル燃料で一般には「バイオデイーゼル燃料」と呼ばれ、デイーゼル車や業務用ボイラー等の軽油代替燃料として使用できます。

バイオディーゼル燃料(D・OIL N)

廃食油には、通常0.5%以上の固体不純物が含まれています。これらの不純物を前処理工程で除去します。その後、蒸留装置を通すことにより高品質なバイオ燃料となります。

このバイオ燃料の流動点は、-3~-5℃程度ですので、寒冷地では、そのままでは使用できませんが、専用の防寒剤を添加することによって、流動点を-15~-20℃程度まで低下させ、使用可能となります。

カーボンニュートラルで環境を守る

軽油は、将来的には枯渇するといわれている化石燃料ですが、D・OILは大豆や菜種などが元の植物系廃食油を原料とするバイオマス エネルギーです。植物はその成長過程で大気中の二酸化炭素を吸収し、エネルギーに変換して蓄えています。そのため、これらを原料とする 燃料を燃やしても植物のライフスタイル全体では大気中の二酸化炭素量は変わらないため、「CO2カウントゼロ」となるわけです。この考え方は「カーボンニュートラル(carbon neutral)と言われ、バイオマスエタノールもこの範疇のエネルギーといわれています。